別館 兵隊さん写真館
*写真は全て大日本帝国陸軍省許可写真
(軍機保護法等により許可無く複写・転用・改竄を禁ず)
兵営の酒保で販売されていた、兵営生活のブロマイド写真のサンプルより
以下、画像はあまり良くないが直焼付の写真を展示します。
往時の兵隊さんの生活に思いをはせて下されば望外です。
1「入営」
徴兵検査で合格した心身健全な帝国臣民は、各地方の兵営に入営し、兵隊さんとなる。
2「軍装検査」
兵隊さんは威儀を正して、規則正しい生活をしなければならない。
3「捧げ銃」(ささげ、つつ)
兵隊さんは上官に対し、絶対の敬礼を行わなければならない。
4「学科」
兵営はある種の学校である。地方では読み書きが出来なくとも、国家の牙城である軍人としては必要な智識と、
技能を身につけなければならない。特に「軍事勅諭」は帝國軍人の根幹であり、必須教養である。
5「基本体操」
明治時代に流行した兵式体操は陸軍の体操教範が基本であった。除隊した兵隊さんが学校の先生として兵式体操を普及。
国民体育の向上に資するところが大であった。
6「銃剣術」
日本の兵隊さんは、歩兵の歌にあるように白兵戦を尊ぶため銃剣術は欠かせない。
7「立射」
射撃の基本姿勢である。無駄弾を浪費しないことも日本陸軍の美学である。
8「基本射撃」
兵隊さんは射撃教範に基づいて、射撃場で射撃練習を行う。「月夜に霜が降りる如く」引き金を引く。
9「行軍」
いよいよ基礎教練が終わり、秋の演習へと聯隊長以下歩武堂々の行進で兵営を出発した。
10「斥候」
「青軍」司令官は、対抗軍の「赤軍」の様子を探るため斥候を派遣した。
11「渡渉」
青軍の兵隊さんは斥候の情報により川を渡って敵軍に接近する。
12「地物利用」
敵軍の先方が見えた!さっそく地形地物を利用して射撃態勢へ。
13「散兵」
散兵戦術は自動火器や砲兵火力が発達した近代戦では必須の戦法である。軽機関銃を中心に分隊が展開する。
14「飯盒炊爨」
今日の演習は青軍の勝利で終わった。早速、野戦料理を調理する。これも立派な演習である。
15「野営・露営」
天幕を張って指揮所を開設。今宵は月を見ながら露営の草枕と洒落込もう。
16「平射歩兵砲」
演習二日目。敵赤軍は堅固な陣地を構築した模様。早速、平射歩兵砲で敵陣地を撲滅する。
17「重機関銃」
「赤軍」の陣地は粉砕され、拠るべきを失った「赤軍」は逆襲に転じた。ここは重機関銃の出番だ!
18「軽機関銃」
敵軍はさらに接近する。軽機関銃も射撃を開始した。
19「実弾射撃」
いよいよ敵軍は目前に迫ったとの想定。歩兵銃も実弾で目標を射撃する。状況止め!演習終はり。
20「観兵式」
演習は両軍とも死力を尽くした。統監の宮殿下と参観した外国武官を前に帝国陸軍の威容を示す。