北上山系の麓に位置する岩手県江刺市。その山裾に芦沢集落はあります。貧しい邑ではあるけれど、水清く、人情厚い心落ち着く私の第２のふるさとです。
　その山のどん詰まりに近く｢猫家」はあります。私と友人、それと猫２匹がこの家に引っ越してきたのはおよそ２年半前、荒れた畑を耕して種を播き、道を作ったり、水路を切り直したり・・・。その間に犬も鶏も加わり、猫たちも増え、我が家はいつしか誰からともなく｢猫家｣と呼ばれるようになりました。
この人生を自由に精一杯生きるんだ！と都会のサラリーマン生活に終止符を打ったのが６年前、以来夢を追いかけ、何より自分が健康になりたいと念じて有機栽培で作物を作り、幸せになるために身近な人たちと一緒に生きようとしています。、
　この地に移住して２年と７ヶ月。台風で田んぼが崩れたり、友人が去ったり、猫が死んでしまったりしたけれど、今でも猫家家族一同、自足生活を目指して
日々張りきって生きてます。

猫家から見た冬の芦沢集落

家族は現在、人間ひとり、猫７匹、犬１匹、鶏1５羽。
朝はニワトリの鳴き声と猫の餌をせがむ声で1日が始まる。
家訓は｢自由に思いっきり生きる」。合言葉は｢大丈夫！」

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